Apple Magic Trackpadがすばらしい

以前トラックパッドタッチパッド)を数年間使っていたことがあり,いつだったかそのことについてアツく語りました(タッチパッド - 週末京都)。あの時に言いたかったことは,「マルチジェスチャが使えて滑りのいいトラックパッドが欲しい!」です。


で,そしたらAppleさん,やってくれましたね〜。そう,『Apple Magic Trackpad(MC380J/A)』です! むかし「MacのノートPCと同じキーボードを外付けで使いたい」って念じてたらちゃんと発売してくれたように(今の標準のキーボードのこと),今回もAppleさん直々に私の願いを聞き入れてくれました(きっと)。もうなんか,以心伝心!


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先日これをセットアップした際の顛末を書きましたが(Mac OS 10.6(Snow Leopard)にしたらE-MOBILEが動かなくなった,けど解決 - 週末京都),ぼちぼち感じが掴めてきたので感想を書きます。


感想は,「素晴らしい!」の一言に尽きます。ポイントは3つです。

1.サイズが絶妙
2.マルチタッチはやっぱり便利
3.慣性でスクロールできるのが超便利

1.サイズが絶妙

前に使っていたトラックパッドは小さくて,そこでちまちま作業をするのにストレスを感じていましたが,Magic Trackpadはでっかいので,細かい作業も,長距離の移動もスムーズです。

2.マルチタッチはやっぱり便利

マルチタッチに関しては使ってみないとピンと来ないと思いますが,いろんな作業がトラックパッドから手を離さないで行えるようになるので,作業効率が上がります。というか,たまに他のPCのトラックパッドを使うときに「これマルチタッチじゃないのかよ…」って思います。慣れです,慣れ。

3.慣性でスクロールできるのが超便利

二本指でスクロールをするときに,慣性をつかって「ツーっ」っと滑らせられるのがものすごく快適です。滑らせている最中にもう1度触れば,ピタッと止まります。「ツーっ,,,ピタッ」っていうのが病み付きになるんですよ。iPhoneとかiPadを使っている人はもう実感していると思います。あの感じです。


あとは,ポインタの移動でも慣性が使えると,とってもいいのですが。う〜ん。。それができるようになったら,大きな画面でももはや向かうところ敵なし! トラックボールの代わりに仕事でも主役になれるのではないかと期待しています(大玉のトラックボールの最大の利点は慣性だと思ってます)。これはソフトウェアの問題だと思うので,Appleさん,ぜひ対応をお願いします!


ちなみに最初はトラックパッドの右の方をクリックしても「右クリック」にならないのでイラっとしましたが,環境設定を見たら「二本指でクリック」で右クリックになるようでした。環境設定から,右端をクリックすることで右クリック,に変更をすることもできます。ですが,ちょろっとやってみたところ,自分にはこれが難しかったです。ほんとに右下端を押さないと,右クリックにならないんですよ。自分の場合には,一度手のポジションを変えてからじゃないと右端が押せなかったのです。残念。というわけで,初期設定に戻して使っています。


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まとめると,開発段階でいろんなところを詳細に検討したんだろうな,ってことが至る所で感じられる,近年稀に見る良いガジェットでした。


ちなみに,某雑誌に出ていたMagic Trackpadの評価は,

パンも切れる!?

でした。やっつけもいいところですがな,このライター。そもそもこのキャッチフレーズ,MacBook Airが出たときの「ケーキが切れる」のパクリじゃないですか。仕事しろっ!