平成21年に即位20周年?
職場のティータイムで京都について話をしていて,その中で京都御所の特別公開が話題に上りました。自分は行ったばかりだったので得意になって,「今年は特別なんだよ! なぜかって,20周年なんだから!」と説明しました。つたない英語でしたが,大得意です。しかし隣に座っていたボスがすかさず,「何の20周年だって?」とツッコむ。
「え? いやいや,即位ですよ。」
と言いたかった。が,「即位」という単語を知らなかったので,まごつきました。インド人が心配そうに「crowned?」と言ってくれたので,「ああ,それそれ!」と飛びつきました。正しいかどうかは知りませんが,意味は通じますね*1。しかしホッとしたのもつかの間,ボスがまた「なんで20周年なの? だって今年は21年じゃない。」とツッコむ。
「えっ!? ・・・。」 そう言われればそうだ。21年だ。。
さて,からくりはわかりますか? その場はしばらくざわつきましたが,冷静なインド人が「だって年号は1年から始まるよ。」と指摘してくれたことで丸く収まりました。そうですよね,言われればその通りです*2。なんで自分そんなことがわからなかったんだろう。。
補足すると,ここまでの会話はすべて英語でした。「第二言語習得」と呼ばれる分野の研究者によると,外国語で話をしているときには明らかに知的能力が下がるそうです。自分は職場でよくこれを感じます。日本語で話をしていればうまく言えるであろうことでも,どうしても説明が思いつかないのです。
ここからの教訓は2つ。チャットではなく議論をしたければ,かなり英語ができるようにならないといかん,ということ。それと,日本語がうまく話せない外国人を見ても頭が悪いと思わないこと,です。道は遠い。