逆の立場になって,いま思うこと

この数年,学生の指導をする機会が多くなってきました。そんなときにふと思うことを書きたいと思います。


1つは,自分が思っていることを正確に伝えることは難しいということです。最近何度も同じようなことを書いている気がしますが。


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あれやっといて,って言ったつもりだったのに,ああ全然違うことやっちゃったよ,,,みたいなことってありますよね。


説明をする技術や工夫,熱意,相手の状態を読み取る力,ビジョンを共有する能力,などが今の自分には求められているのだと思います。一方で,学生だった頃の自分に,「きちんと上司の考えていることをすべて理解できるまで質問と確認を繰り返せ。」と言いたいです。リーダーシップとフォロワーシップ,どちらも大切です。


わかったふりをしない。これ重要。これからも誰かの下で働くことは多いので,肝に銘じたいです。


もう1つは,とても生意気な学生がいるということです。というか,多いです。


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しかしこうした学生と接しているときにいつも思うことは,自分も学生の頃「すごい生意気」と言われていたことです。自分でも自覚していましたが,それがどんな感じなのかがよ〜くわかりました。


ま,今でも生意気ですが,何か?


そしてまじめな話,こうした学生と接した後には毎回,かつての自分の上司への申し訳なさで心が占められます。まあ,謝りに行くよりは成長した自分の姿を見せることの方がいいかと思っていますので,今は決して謝りませんけど。


もっとも,見せられるほど成長してないです。ガンバロウ。